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2017年3月

2017年3月31日 (金)

船出

3月某日、スタッフのまいちゃんと、真ん中の娘の送別会をしました。新しく働いてくれることになったイカちゃんの歓迎会も兼ねた、賑やかな楽しい会でありました。


4年前の春、大学の入学式が終わってすぐにウチのバイト面接に来てくれたまいちゃん。聡明な顔にまだ高校生の名残があったものでした。それが日ごとに女子大生の顔となり、成人式、就活を経て、4月からは新社会人になるなんて、いやいや、早い。早い四年間だったなァ。

もう学生さんではないのだ。人手が足りないときにヘルプのお願いメールをすることも、もぅない。さみしい。さみしいけど、うれしい。うれしいけど、さみしい。

まいちゃんは、人参のラペ用の人参削りやチーズおろしなどの単調な仕事を手早くこなし、早かったり、遅かったり、それぞれ食べるペースの違うお客様の料理を、どこを最優先に作るべきかという判断をなべさんに伝える厨房の司令塔だった。
接客では、控えめながら確実にお客様の求めている要望をさりげなく満たす、という仕事ぶりだった。「孫のようだ」とか「名前を1回で覚えてくれた」などと、すぐに信頼されていた。

まいちゃんのおかげで、私は仕事を休む日ができた。休んで、家のことや子供のこと、バアバのお世話など、自分のもうひとつの役割が出来た。本当に助かっていた。

送別会の最後に、まいちゃんお手製のチョコレートマカロン(美味しい!)に添えて、心のこもった手紙を頂きました。どうもありがとう。近所で通いやすいという小さなご縁だったのを、四年間続けてくれたことで大きなご縁になりました。


真ん中の娘は、3年前はちょっとふてくされていた。親の店の手伝いなんてかっこ悪い!と思っていた。(多分そう。)

しかも親は予想以上に細かく厳しく、優しく仕事を教えてくれるなどという感じではなかったから余計に嫌だった。反抗して、某大手チェーン飲食店でバイトを始めたりもした。しかし、なぜかアトピーがひどくなって、ふた月もしないで辞めることになった。それからちょっとずつ態度が変わってきた。

最近になってお客様から、「親の店の手伝いをしている、という甘えが感じられない。」と、言われた。別のお客様ご夫妻からは「辞めないでほしい。結婚して仕事を辞めたら、いつかまた戻ってきてちょうだいね。」と、言われるようになった。

嫌々始めた親の店の手伝いで、自分で色々考えようになって、いつの間にか成長していたようだ。

まいちゃんも真ん中の娘も、長い間、本当にどうもありがとうございました。

働くってたいへんなことだけど、二人ならば、大丈夫。

社会を、楽しんでみてね。

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2017年3月29日 (水)

道は明るく

こんにちは。

ご無沙汰しておりました。いかがお過ごしでしたか。

こちらはみんな元気です。

先日、真ん中の娘の高校の卒業式がありました。

当日はあいにくの小雨模様。

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灰色の空の下、古木の白梅がひっそりと咲いていました。

春の花では梅がいちばん好きです。ごつごつした武骨な幹と可憐な花の組み合わせに、毎年見惚れてしまう。桜より色っぽいと思う。

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カメラが苦手で、記念写真は撮らない派なので、風景で気配をお察しください。

以下こんな感じ。

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先生方が厳しく校則遵守を課してきたのは、自分たちを縛っていたのではなく守っていたのだと、卒業が近づいてから友達が口に出すようになったそう。

私は知っていたけどね、と真ん中の娘。自慢か。

クラスの代表として、卒業証書を受け取るとき、笑っていたね。緊張すると笑ってしまう癖、いいのか悪いのか。

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放課後のおしゃべりも、好きな人とすれ違う廊下も、教室の隅で泣いたことも、もう、おしまい。あれほど悲しいと思っていたあれこれも、ふりかえれば、皆でお菓子を食べていたような甘い時間だった。

校門の外に出れば、てんでばらばら勢いよく飛び出して、明るい道を、みんな勇んで歩いていきました。

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上履きも靴もなくなった靴箱が、そっと静かに、身じろぎをしました。

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2017年3月26日 (日)

zebrAよりお悔やみ申し上げます

今朝のこと ゼブラを気に入ってくださり たくさんの友達に熱心にゼブラを勧めてくださっていたMさんの訃報を聞き 何ともいいようのない悲しみが 心から滲みだし体を包んでいます
明るく おおらかで 情に厚く さりげない愛を惜しみなく配っていらした方でした
お手製の美味しいパンをたくさん持ってきてくださったこと 娘さんが船を出して釣り上げた鰹を丁寧にさばいて届けてくださったこと 農家の方からりんごの木を一本買いしたというりんごを届けてくださったこと 蜜柑農家の方から直接買うという ちょうど良い酸味の蜜柑をどっさり届けてくださったこと それから街で評判の美味しいスイーツなどなど
いらっしゃるたびに 選び抜いた美味しいものを ひょいっと 気軽に届けてくださる方でした
お孫さんのお宮参りの食事会をゼブラでしてくださった晩に 心臓が原因で倒れたとの話に 驚きと哀しみが より一層つよく胸をつぶします
いつでも サッとすばやくお帰りになるから ゆっくり仲良くなれればいいと思っていました
もっともっと じっくりと話をしてみたかった という悔いが残ります
Mさんが紹介してくださったたくさんの方々と Mさんを想い 悼み ご家族みなさまの哀しみに寄り添いたいと思い 略儀ながらこの気持を綴りました
Mさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます

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